美瑛町All Season Camp様 バレルサウナ設置! ~空を飛んだバレルサウナ~
バレルサウナ初設置までの道のり
2022年、煙筒の横山主催の「ペレット&薪ストーブ大展示会」にてひと際注目を引いた
弊社初のバレルサウナ展示から2年
当初からこのバレルサウナを自身が経営する宿泊施設「ALL SEASON CAMP」に導入したいと
熱心に話してらっしゃったのがオーナーの及川様(写真:左)
その夢が2年越しに形になりました
2年前は先ずペレットストーブを宿の玄関に導入
ガラス扉一枚のみの玄関ホールでしたが、20kwの強力な熱量を誇るHAMANのP68が
宿泊者を暖かくお出迎えしております。
写真はAll season camp 様のinstagramより
https://www.instagram.com/all_season_camp_in_biei/
設置してから頻繁にペレットストーブのご紹介をして頂いておりました
バレルサウナ組立
さぁ、いよいよ始まりました
バレルサウナの組立作業です
基本的に弊社の倉庫で完成させてからの納品になります
日程的に作業開始から1週間で完成させる必要がありました
一度長野県まで研修に行き組立作業を学んできた社長横山を中心として
バレルサウナの組立、屋根材貼り、煙突施工、塗装まで終わらせます。
バンドで締め上げながら建材一枚一枚を水平を取りつつ丁寧にビス止めします
窓枠や椅子付け
ドア付けなど、実際組み立てるとmm単位のずれが最終的に数cmのずれになったりと調節がかなり難しいです
屋根の防水シート張りから、ストーブの命となる筒師得意の煙突施工
ただ組立て終わりでは無く、これから何十年先まで使用出来る代物にする為には
必ず起こる木の収縮や腐食も考慮し、防火・防水をしっかりやらなければいけません。
仕上げに防腐剤塗料を塗ります
全部透明だと味気ないので縁の部分は色を付けて強調させました
チーム横山一丸となり、全員が目を凝らして一眼となり、最後まで丁寧に仕上げていきます。
基礎作りとクレーン作業、そしてHARVIA薪ストーブ設置
バレルサウナを設置する場所の地盤が緩いとサウナが傾いてしまうので基礎は
しっかりと作らなければなりません
という訳で今回は基礎工事も請け負いました
この日は本来1班で行うはずが、イギリス人のJoeGomezさんが煙突掃除の研修に来ておりまして
たまたま同じ美瑛での煙突掃除があったので基礎工事班と一時合流しました。
Joeさんもまさか日本に来て穴掘りをすることになるとは予想もしてなっかたことでしょう
こちらも元ブロック職人の横山のもと行われ、
社長の原点となるブロックを使用した基礎工事となりました
準備は整いましていよいよバレルサウナの設置作業ですが一つ問題がありました
こちらの建物の裏に設置する予定が高さ6~7mほどの庭木に覆われていました
そこでクレーン車の出番です
なかなかいかついクレーン車が颯爽と登場しました
クレーン玉掛け作業による設置作業
道路から電話線と庭木を飛び越えて
空飛ぶバレルサウナのお出ましです
下から見るとなかなか異様な光景でした
それでも終始頼もしいクレーン業者さんに安心して任すことが出来ました
どーんと
どうにかうまく収まりました
横山オリジナルの遮熱板を背面に取付け
サウナ専用薪ストーブを設置して完了です
今回導入したのはフィンランド製のHARVIA(ハルビア)M3
HARVIAの中では一番小さいサイズになりますが、サウナストーンが20kgも入って熱量も
この空間なら十分過ぎる程あります
ALL SEASON CAMPの魅力
ALL SEASON CAMP様は宿泊施設ですが「365日キャンプを楽しむ」をモットーに
春夏秋冬全ての季節でキャンプを楽しむことが出来ます
といってもキャンプに必要な用具を豊富に用意されてるので手ぶらで来ても大いに楽しむことが出来ます
宿の直ぐ外で焚火や焼肉、キンドリングクラッカーで薪割りなんかも楽しんでは、
室内でもキャンプの雰囲気が味わえるようにふんだんに工夫されてるので天候に左右されず安心して楽しむことが出来ます
ひとしきり遊んだ日の夜はプラネタリウムを見上げながら思い出に浸りつつ眠りにつきます。
ただでさえ家族連れに大人気の宿にバレルサウナが導入され、魅力が渋滞しております
早速YOUTUBEが公開されましたが、親子水入らずで最高の思い出
になるの間違いなし!といった雰囲気が伝わってきます。
正直設置まで色々と不安もありましたし、決して安いとは言えない
導入費用ですが、改めてサウナ導入の魅力と影響力の大きさに
驚かされました。
ただ、サウナ文化があまりに人気なので残念ながら良くない話も入ってきます。
ネットの広告などでバレルサウナが数十万円で購入可能と出てくるそうですが、
お金を振り込んだけど商品が届かないなどの被害があるそうです。
サウナを安全で末永く管理されたい方は専門知識のある業者に相談することを
お勧めします。