-mobiba-テントサウナ体験談 Vol.1 ~「これ究極の娯楽かもしれない」の巻~
今も尚、不要な外出が規制されている昨今、全国のサウナーと呼ばれるサウナ好きの人々はどの様に発散されているしょうか?
そんな中、5月上旬に密かに体験した「テントサウナ」を商品説明も兼ねてご紹介します。
この商品に限らずサウナの素晴らしさ。
そして何よりテントサウナの素晴らしさを多くの人に知って欲しいという想いがいい感じに高まって熟成された今お伝えします。(※こちらの商品はお取り寄せになります。現物が見たい方は私(設楽テル)のまで事前にご連絡ください。 サウナ同様、暑苦しいくらい喜んでお見せします)
今回購入したのはMobiba モバイルサウナ MB10A ¥135,000(税別)
ロシア製のMobiba社には2タイプのテントサウナがありまして、こちらのタイプは3~4人がゆったり入れる大型タイプ(W240×D240×H195cm 重量 テント7.6kg ストーブ16.8kg)
基本テント&ストーブ&煙突が標準装備。
サウナストーンを使用して本格的なロウリュが楽しめます(サウナストーンは別売りです)
ストーブの方が持ち運びには多少気合が必要な重さですが、キャリーカートなどの車輪が付いた運搬器具があれば問題なく運べます。
輸入元のファイヤーサイド(株)ではオプションであらゆるサウナグッズを取り扱ってます。(HPまたは弊社にてカタログでご確認出来ます)
こちらがもう一つのタイプ バックパックサウナ RB170M ¥88,000(税別)
(W170×D170×H170cm 重量 13.0kg(内ストーブ7.8kg)
ストーブも含めてなんと総重量13kg
こんな感じでリュックに背負って持ち運びが出来ます。
ストーブの構造も重たいストーンを必要としないスチーム式。
水は現地調達し、車が入って行けない場所でも持ち運びが容易です。
ただし、定員が2名なのであくまで少人数でやるか、代わりばんこに入ろうといったスタイルです。
さぁ! それではいかにも企業っぽい商品説明はこの辺にしといて(笑)
実はこのテントサウナを購入するかなり前から仲間うちで妙にサウナ熱が高まっていました。
彼らはもともとただの高校からのサッカー仲間。ただいつからかグループラインの会話はサウナ一色となり、
深夜に放送していた「サ道」というサウナブームの火付け役となったと言われる漫画を元にしたドラマを各々見ては
やれ「ととのった」とか、「俺はととのったことがない」とか、そもそも「ととのう」とは何ぞやとう話ですが・・・
※「ととのう」とは……サウナ→水風呂→休憩を3回ほどくりかえすことで訪れる快感、トランス状態。サウナと水風呂の温冷刺激によって脳内で分泌されるのが、「β-エンドルフィン」「オキシトシン」「セロトニン」の3つの物質。「β-エンドルフィン」は、モルヒネと同じような作用をする物質で、鎮痛効果や気分の高揚・幸福感が得られる脳内麻薬。「オキシトシン」はストレス緩和、「セロトニン」はうつ症状の改善・精神安定の効果があり………………
だそうです👆 要するにすごく気持ちがよく幸せな状態になるということです。
そしてサウナをかじり始めた我々にとってこのテントサウナは更なる未知との遭遇だった訳です。
いざ!実際の体験の様子をご覧ください
5月上旬のこの日はあいにくの雨で最低気温は2℃という本当にやるのか躊躇する天候でした。
直前までキャンプ場を探していたのですが、この天候と初めてというのもあって急遽自宅で開催することに。
先ずはテントの設営から。
テント自体は2本のポールをクロスするだけ、後は付属のペグで固定するといういたってシンプルな構造。
慣れれば5分くらいで出来そうです。
サウナストーブは足を取り付けて付属の煙突を繋いで専用の出し口から出します。
煙突1本1本がちょうどストーブに入る長さなので普段はストーブに入れて持ち運びが出来ます。
はい、出来上がり!
そしてここがサウナ専用のテントというべきポイント。
出入口のドアが自動で閉まります。
これは出入りした時に少しでも熱を逃がさない為に考えられた構造。
ジッパー式だと時間もかかるし何回も出入りしてるとついつい閉め忘れちゃいますよね?
ロールアップ式の大きなビニール窓もあり外の景色も楽しめます。
実は途中までこれあるの忘れてて中から開けた時に「おおぉぉ!」と歓声が上がりました。
薪を投入して温度を上げていきます。
通常薪ストーブは温度の安定する広葉樹を勧めてますが、この場合早く温度を上げたいので細く割った松などの針葉樹をおすすめします。
みるみる温度が上がります。
この辺はまだ心地よい暑さ。
そしてここでこのテントサウナの醍醐味、サウナストーンに水をかけて蒸気を発生させるフィンランドに伝わるサウナ方式「ロウリュ」を開始!
「じゅゅ~~~~💧💧💧💧」
「あっっっっつぅぅぅぅ💦」
一気に温度が上がります。
実際の温度よりも体感温度が相当なものです。
ここにアロマオイルも垂らすとテント中にいい香りが広まります。
そこですかさずタオルで熱波を浴びせる「アウフグース」
「おらぁ!」
「おらおらおらおらっ!」
「ほれえぇぇぇい!」
「どうだぁ!」
・・・・・・。
はい。めちゃくちゃ熱いです。
この熱波も奥が深く、「日本サウナ熱波アウフグース協会」とうものが存在するほど。
札幌にも北海道を代表する「エレガント渡会」という有名な熱波師がおりまして、その方の熱波を浴びるために全国からサウナーが集まったりするそうです。
因みに今回容赦なくバッサバサ扇いでくれた彼は「ガトリング山下」と命名しました。
いよいよ!この日一番心配だった水風呂です。
水温はなんと6℃!
因みに全国の銭湯の水風呂は平均17℃前後、15℃でもかなり冷たいと言われる中の
6℃!
気合いの入水は是非動画にてご覧ください。
いつもなら2分ほど入ってる水風呂も今回はこれが限界でした。
ここまでは熱い、冷たいと苦行の様な時間もこの後に天国が待ってます。
薪ストーブの前で約10~15分ほどの休憩。
ととのう瞬間はこの時間に訪れます。
サウナで欠かせない水分補給はサウナーの間で流行してるポカリ+オロナミンC=オロポ
で乾杯。
「ととのう~~~」
結局、この日はこのサウナ→水風呂→休憩の工程を5セット行いました。
最終的にテント内の温度は100℃まで上がりましたよ。
写真は90℃ですが、この辺からスマホが熱で起動しなくなってしまいました
気付けば設営から解散まで4時間ほどほぼサウナの話しかしてません。
これが「究極の娯楽」かもと思った理由は、やってる最中に楽しくて気持ちいいのはもちろんですが、
やり終わった後の満足感、充実感が相当なものだったからです。
それではまた次回、川や池での体験談を紹介できたらなと思います。