富良野市での薪ストーブ設置・煙突施工について 新富良野プリンスホテル
ニングルテラス-コーヒーハウス チュチュの家- 薪ストーブ入れ替えと煙突施工
これぞ北海道と言える雄大な自然を四季を通して楽しめるリゾートホテル
「新富良野プリンスホテル」
広大な敷地内には富良野スキー場を始めとして、ゴルフ場、
種々に渡るレストランやBarなどが点在しております。
「北の国から」でお馴染みの倉本聰さんとも大変関係が深く、
今も尚この地域を拠点として演劇の創作活動をしながら
同施設のプロデュースにも関わっています。

そしてホテルの目の前の森には「ニングルテラス」という
倉本聰さんがプロデュースした15棟のログハウスが連なるエリアがありまして
自然をモチーフにしたクラフト作品を販売しております。

夜になるとライトアップされてより一層幻想的な雰囲気になります。
運が良ければ野生のエゾモモンガを見ることが出来ます。

その中にある「チュチュの家」というカフェが今回の現場です。
古くなった薪ストーブと煙突の交換作業でした。

屋根の上には既に雪が積もっていたのでなかなかアグレッシブな現場でした。

室内も足場を四方八方から作って、

なにより車が入れないアップダウンのある雪道で180kgのストーブ
を運搬する必要がありましたが、秘密兵器の階段昇降機でどうにか運び入れました。

今回こちらに設置したのはSUPRA社のKRIS(クリス)
フランス製の薪ストーブです。
長い木製の足と、丸みをおびた可愛らしいフォルムがおとぎ話の様な世界観に
すんなり溶け込んでいます。
熱効率は78%。
以前使用していた旧型の薪ストーブは二次燃焼も無く長年の使用でバッフルプレートも
無くなっていたので熱が直接煙突に逃げていっておりました。
旧型の暖炉では熱効率は30%そこそこと言われているので薪ストーブでも50%以下ほどだったと予想します。
同じ薪の量を燃焼してもストーブから得られる熱と効率は格段に上がります。

余談ですが筆者はここで結婚式を挙げさせてもらったので
大変思い入れのある場所でもあります。
「Soh’sBar」と「珈琲 森の時計」と「ル・ゴロワ フラノ」 煙突掃除
実は同施設内の他の施設でも薪ストーブを使用しておりまして
毎年煙突掃除とメンテナンスを承っておりました。

こちらは薪窯の煙突で「ル・ゴロワ フラノ」というフレンチレストラン。
倉本聰さんが唱える「創」の思想に基づいて創設されたそうです。
煙突の下が剣山の様になっているので特殊な足場を建ててからの作業になります。
この様な特殊な足場や高所作業車を駆使しての作業も我々筒師の仕事の
一つでもあります。

こちらは「Soh’s bar」と言って倉本聰さんの
”聰 ソウ”から取った店名です。
北の国からでお馴染みの石造りの家の様に石を積んで建てられた建物で、
暖炉の様な解放型薪ストーブがあります。
倉本さんが愛する煙草や葉巻、ウイスキーを
嗜みながら暖炉の直火を感じることが出来る雰囲気のあるお店です。

こちらは「珈琲 森の時計」
お店の中央に全面ガラスの薪ストーブがあるので
どの角度からも炎を楽しむことができます。
個人的に5年前にこちらで食べた「森のシチュー」は
絶品で、自分の中では過去一美味しかったシチューという記憶があります。
富良野ロープウェー山頂「レストラン ダウンヒル」薪ストーブ

新富良野プリンスホテルに隣接する富良野スキー場の山頂にある
「レストラン ダウンヒル」
昨年はこちらの施設の薪ストーブの入れ替えと煙突施工を
承りました。

当日はロープウェーにストーブと煙突部材や道具を全て積み込んで
現地に向かいました。
この時期は通常運行しておりず行きと帰りの時間が決まっていた為、
忘れ物が無いかという不安と、こんな状況は滅多に無いなというワクワク感を
感じておりました。

導入したのは重量195kgを誇る大型薪ストーブ モルソー3610CB
長い階段と雪道をこちらも階段昇降機で搬入しました。
(因みに弊社が使用している昇降機は耐荷重量300kgまで)
デンマークの王室御用達のストーブが存在感と気品を醸し出しています。
富良野市で薪ストーブ、ペレットストーブ導入・煙突施工、煙突掃除をご検討の方へ
もちろん富良野市には一般のお客様宅にも薪ストーブやペレットストーブの設置や、
煙突掃除のお客様が多くいらっしゃいます。
また現在は再生可能エネルギー導入促進事業補助金として
薪ストーブとペレットストーブの導入に補助金が適用されています。(最大15万円)

こちらは自宅兼、宿泊施設としても提供しているChise Fukuro様の薪ストーブ
ドブレ760WD

一般住宅にペレットストーブPlazzetti社のLOLAを設置。
富良野は道外や海外からの移住で住まわれてる方が多く、
特に20年以上前には専門知識の無い業者が、独自で施工された
煙突やストーブが今でも散見されます。
寒冷・豪雪地の住宅設計の実績が乏しい業者に依頼して建てた
建物や煙突は、残念ながら観光地には特に多く見られます。
せっかく北海道に薪ストーブやペレットストーブの炎の見える
生活に憧れを抱いてやって来ても、上手く機能しなかったら
残念でなりません。
その為にも我々筒師が設置からメンテナンス、あらゆるアドバイスまで
一貫して助けになれる様、日々精進しておりますので
ご検討・お困りの際はお気軽にご連絡ください。

