煙突は煙が通る『道』なのです!
今年の仕事始めは、美深町S邸の断熱二重煙突の施工です。
実はこれ、薪ストーブではなく薪ボイラーの煙突なのです。
昨年暮れ「新品の薪ボイラー(2基)が全く燃えない!煙突がヤバイことになっている!」とのSOSが入りました。
早速駆け付けたらこんな状態・・・
シングルのスパイラル煙突からは、タールがしみ出し木酢液が垂れている!
ちなみに煙突内は完全に詰まっていました。
「煙突は煙を通すパイプ(配管)ではありません。煙が通る『道』なのです。大丈夫、私に任せて下さい!」
ということで、今回はイギリスのSF LIMITED(エス・エフ・リミテッド)社製の8インチ(内径200mm)を使います。
既製品に無い複雑な曲りや薪ボイラーとのジョイントは、もちろん自分で作ります。
ほれ、この通り!ビッタリ薪ボイラーの口元に接続。
特注の架台で断熱二重煙突を支え、もう1台の薪ボイラーと接続して燃焼テスト。
オーナーさん大喜びでお仕事完了。シーズンオフには、煙突掃除で再会を約束です。
新春初仕事も大成功のチーム横山でした。
最後に一言。「薪ボイラーは煙突が命です。(もちろん、薪ストーブも!)」