~はじめに~

この地球(ほし)は脱・化石燃料にむかって動き始めました。

EU(欧州連合)では、2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにするという目標を掲げております。これは化石燃料の使用を完全に禁止にすることを意味します。
皆さん、石油ストーブの対極にあるのは「薪ストーブ」だけだと思っていませんか?
それでは世界が直面しているエネルギーシフトの救世主
ペレットストーブ」をご紹介します。

設楽英典

ペレットストーブ とは

ペレットストーブ

木質ペレットを燃料とする暖房器具です。木質ペレットとは間伐材などをおが屑に粉砕し、圧縮して固めた100%木材再生可能燃料です。

ペレットストーブには自動点火・温度設定・タイマー機能などの便利な機能が付いているタイプと、電気を必要としなくて災害に強い無電源ペレットストーブがあります。

地球にやさしい 再生可能エネルギー

石油・石炭・天然ガス、いわゆる「化石燃料」は、数億年という時間をかけて化石エネルギーとなったものです。 一方樹木は、数十年という短い単位で再生が可能です。
ペレットを燃焼して排出するCO₂は、木が成長する過程で吸収したものであり、大気中のCO₂が増えることはありません。 これを「カーボンニュートラル」といいます。
カーボンニュートラル

地産地消 で地域に還元

循環型社会

日本では、原油のほぼ全てを輸入に頼っています。
一方ペレットの原木・生産費用は全額地元に回ります。
遥か遠い国からの無駄な運搬を減らすことでCO₂削減にも繋がります。