新機種登場!温風式全館暖房ペレットストーブ「PIAZZETTA(ピアツェッタ)」北海道旭川市
ショールーム正面玄関でお出迎え!PIAZZETTA(ピアツェッタ)P220C
久々にショールームに新しい機種が加わりました
しかもいきなり主役級の位置に燃焼してお見せ出来るように煙突施工して
導入したのにはそれなりの訳があります
今回はそんな新しいお仲間
PIAZZETTA(ピアツェッタ)P220C
についてご紹介します
先ずはピアツェッタの最大の特徴はないんといっても温風で全館暖房が可能というところです
「Multifouco system®」(マルチフォーコシステム)というピアツェッタ独自の燃焼方式により
最大16mまで配管可能です
厳密に言えば上の図の場合、分岐させた合計で最大16m先まで火力最大の時に100℃以上の
送風が出るということ。
機種によっては送風ファンが2つ搭載されているものもあり、その送風ファンの風力がかなり強力なので
16m以上の配管も施工的には可能です(もちろん長ければ長い程熱量と風力は落ちますが)
そしてもう一つの大きな特徴は下から温風が出ることにより足元から暖めることが可能ということ
熱は基本下から上に上昇するので効率よく室内全体を暖めることが出来ます
そこだけ聞くと至極当たり前なことですが、
ピアツェッタはヨーロッパでこの燃焼方式の特許を取得している為、
弊社で知る限りヨーロッパのストーブで下から温風が出るものはピアツェッタのみになります。
P220Cはピアツェッタの中でも上位機種でして、背面以外のほとんどがマジョリカタイルに覆われていて
高級感溢れる風貌になっております。
タンクは普段隠れてましてペレットを補充する際はご覧の様にタイルをスライド
させて補充します
ストーブ上部に加湿する受け皿があり付属のスポイトでアロマ水を入れると部屋全体にアロマの香りが広がります
最近ペレットストーブを利用しているお客様から頂いた自然由来のアロマの香りに日々癒されてます
脱衣所の暖房でヒートショック対策も
※出典:政府広報オンライン
多空間暖房の良さは脱衣所やトイレなどの空間も暖めれるところにあります
特に脱衣所の暖房は重要で、ヒートショックが最も発生する場所が脱衣所や浴室です
2006年のデータですが、交通事故による死亡者が約7,000人であったのに対し、
ヒートショックでは倍の14,000人が亡くなっています。
特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要です。
脅威の暖かさを実感!想像以上のポテンシャル
元々ペレットストーブの配管施工の見本として使用してた配管に送風を繋げて
温風の暖かさを体験できる様に施工し燃焼したところ、
改めてこのストーブのポテンシャルの高さに驚愕しました。
試しに出力と温風の強さをMAXにして温度測定を行いました
先ず煙突から外に排気する方の排熱の配管の温度が57.5℃に対し
送風、つまり本来なら別部屋に送る方の配管の温度が96.2℃でした
どんだけ熱交換してるねんと驚かされました
送風の出口に至っては100℃越えでした
実際に手をかざして暖かさ(というより気を付けないと火傷するレベル)を体感して頂けます
これなら離れた部屋でも相当暖かいだろうと確信出来ました
因みに実際に天井裏や床下で配管する専用のフレキシブル管は32.7℃でした
それだけこの部材は熱損失が少ないということです
実際はこれに断熱材を巻いて更に熱損失を減らします
ストーブの炉内圧を測定してその場の環境に合った排気ファンの回転数に調整します
操作はリモコンで操作します
室温をリモコンで感知することが出来て、実際に生活する温度に近い感覚で温度設定が出来ます
温風は止めることも可能で、2つ送風ファンが内蔵されてるものは
1つを回してもう1つを止めるなんてことも出来きます。
煙突を立ち上げたので排熱温度が上がればドラフトが強くなっていきますが、
そこはドラフトレギュレーターで調節します
外立ち上げは「山のえんとつ屋」さんの断熱二重煙突を使用しました
近頃物価の値上げで益々高価になっていく断熱二重煙突ですが、
比較的安価なパターンもご提案出来る様にと取扱いを始めた煙突メーカーです
北海道でペレットストーブというものがほとんど知られていない頃から
様々な困難を経験し普及に努めてきた現在
多種多様なペレットストーブが世に出てきた中で、弊社としてはこれまで実績を積んできたストーブ
以外のものにチャレンジするということは余程のものでなければ受け入れにくくなってきて
いるのが現状です。
このピアツェッタというストーブには我々ペレットストーブの概念を覆す魅力を感じたので
いきなり正面玄関にどーんと構えることになりました。
冬の営業日は基本毎日燃焼してますので
この魅力を体験しに是非ショールームにお越しください!